解析者: Sabrina Lei Sioting   
 更新者 : Christopher Daniel So

 別名:

Exploit:Java/CVE-2010-0094.BK (Microsoft); Trojan.Maljava (Symantec); Exploit-CVE2010-0094 (McAfee); Trojan-Downloader.Java.OpenConnection.cx (Kaspersky); Java/CVE20100094.C!exploit (Fortinet)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ソフトウェア内の未公開の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェアは、感染したコンピュータ上でファイルをダウンロードすることが可能となります。

  詳細

ファイルサイズ 7,594 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 なし
発見日 2011年1月27日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、ソフトウェア内の未公開の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェアは、感染したコンピュータ上でファイルをダウンロードすることが可能となります。

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

マルウェアは、脆弱性を利用し、感染活動を行います。セキュリティ対策の面からも以下の説明を参照してください。

マルウェアは、「TROJ_JAVA.DD」によって利用される以下のパラメータを復号します。

  • a

マルウェアは、以下のファイルを読み込み、実行します。

  • af439f03798.class - detected as TROJ_JAVA.DE
  • aa79d1019d8.class - detected as TROJ_JAVA.DD

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.794.18
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年1月27日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「TROJ_JAVA.CQ」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

手順 3

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_JAVA.CQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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