TROJ_JAVA.CQ
Exploit:Java/CVE-2010-0094.BK (Microsoft); Trojan.Maljava (Symantec); Exploit-CVE2010-0094 (McAfee); Trojan-Downloader.Java.OpenConnection.cx (Kaspersky); Java/CVE20100094.C!exploit (Fortinet)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: なし
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
マルウェアは、ソフトウェア内の未公開の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェアは、感染したコンピュータ上でファイルをダウンロードすることが可能となります。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
その他
マルウェアは、ソフトウェア内の未公開の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェアは、感染したコンピュータ上でファイルをダウンロードすることが可能となります。
セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。
マルウェアは、脆弱性を利用し、感染活動を行います。セキュリティ対策の面からも以下の説明を参照してください。
マルウェアは、「TROJ_JAVA.DD」によって利用される以下のパラメータを復号します。
- a
マルウェアは、以下のファイルを読み込み、実行します。
- af439f03798.class - detected as TROJ_JAVA.DE
- aa79d1019d8.class - detected as TROJ_JAVA.DD
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_JAVA.CQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。
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