解析者: Janus Agcaoili   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 物理ドライブまたはリムーバブルドライブ経由による侵入

ウイルスは、リムーバブルドライブを介してコンピュータに侵入します。

ウイルスは、作成されたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 5,416,492 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2015年9月28日

侵入方法

ウイルスは、リムーバブルドライブを介してコンピュータに侵入します。

ファイル感染

これは、トレンドマイクロの製品では、以下 により感染したファイルの検出名です。

作成活動

ウイルスは、以下のファイルを作成します。

  • %Temp%\sqlserver.exe - detected as BKDR_GIPPERS.A
  • %System%\dumpkernel.exe - detected as PE_GIPPERS.A-O
  • %Temp%\Server32History.dat - termporary file for decrypted host file, deleted after use
  • %Temp%\tttdelzzz.bat - deletes executed infected file, deletes self after execution
  • %Temp%\tttbrozzz.bat - restores and executes host file, executes %System%\dumpkernel.exe, and deletes self after execution

ウイルスは、作成されたファイルを実行します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.750
初回 VSAPI パターンバージョン 11.964.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年10月6日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.965.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年10月7日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

「PE_GIPPERS.A」 が作成またはダウンロードした不正なファイルを削除します。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_GIPPERS.A」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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