OpenSSL Alternative Chains Certificate Forgery Security Bypass Vulnerability (CVE-2015-1793)
2015年8月11日
危険度: 緊急
CVE識別番号: CVE-2015-1793
情報公開日: 7 09, 2015
概要
オープンソースの暗号通信ライブラリである「OpenSSL」にセキュリティ対策を回避する脆弱性が確認されました。この脆弱性を利用すると、攻撃者はSSL証明書を偽装して、OpenSSLに備わっているセキュリティを回避することができます。この脆弱性により、遠隔の攻撃者は認証局を装い、有効なリーフ証明書を利用して、偽造された証明書を発行することができます。
トレンドマイクロの対策
トレンドマイクロのサーバ向け総合セキュリティ製品「Trend Micro Deep Security(トレンドマイクロ ディープセキュリティ)」をご利用のお客様は、以下のフィルタを適用することにより、問題の脆弱性を利用した攻撃から保護されます。
- 1006855 - OpenSSL Alternative Chains Certificate Forgery Security Bypass Vulnerability (CVE-2015-1793)
- 1006856 - OpenSSL Client Alternative Chains Certificate Forgery Security Bypass Vulnerability (CVE-2015-1793)
対応方法
影響を受けるソフトウェア
- OpenSSL 1.0.2c
- OpenSSL 1.0.2b
- OpenSSL 1.0.1n
- OpenSSL 1.0.1o