解析者: Sabrina Lei Sioting   
 更新者 : Michael Cabel

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ XLS
発見日 2012年5月3日

侵入方法

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

この不正なマクロスクリプトは、自身のコピーであるファイル "STARTUP.XLS" をMicrosoft Excelのスタートアップフォルダに作成します。

ウイルスは、 "AutoOpen" コマンドを使うことにより、他のファイルが開かれた際に感染します。

また Microsoft Excel で使用される [F8] および [F11] のファンクションボタンの機能を妨げ、いずれかのキーが押されるとマクロスクリプトが実行されます。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.966.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年5月3日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.967.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年5月3日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「X97M_LAROUX.CO」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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