解析者: Rhena Inocencio   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 11,776 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2012年6月22日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

その他

ワームは、自身が "rundll32.dll" 上で実行されている場合、ファイル "\\TsClient\A\Moto" を開きます。

上記のファイルを開くと、ワームは、ファイル "\\TsClient\A\Moto" 内のバイトコードを実行します。そして強制的にユーザをログオフします。

ワームは、自身が "rundll32.dll" 上で実行されていない場合、以下のレジストリ値を読み取ります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Wpa
md = "<ランダムな値>"

そしてワームは、<ランダムな値>を実行しします。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.204.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年6月20日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.205.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年6月20日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「WORM_MORTO.SM10」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

「WORM_MORTO.SM10」として検出されたファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

手順 5

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「WORM_MORTO.SM10」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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