解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ワームは、IRCサーバに接続します。

  詳細

ファイルサイズ 114,688 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2010年9月1日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %Application Data%\msnl.exe

(註:%Application Data%フォルダは、 Windows 2000、XP、Server 2003 の場合 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data" 、 Windows NTの場合 "C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Application Data"、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>\Application Data" です。)

ワームは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

  • 8c6w4s3o9v2bw5

自動実行方法

ワームは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
Windows System Guard = "%Application Data%\msnl.exe"

他のシステム変更

ワームは、以下のレジストリ値を作成し、Windowsのファイアウォールを回避します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandardProfile\AuthorizedApplications\
List
%Application Data%\msnl.exe = "%Application Data%\msnl.exe:*:Enabled:Windows System Guard"

感染活動

ワームは、上記のインスタントメッセンジャ(IM)を用いて、以下のメッセージを送信します。

olhar para esta foto :D
dette bildet :D
bekijk deze foto :D
schau mal das foto an :D
look at this picture :D
a :D
regardez cette photo :D
guardare quest'immagine :D
vejte se na mou fotku :D
dette billede :D
pet :D
spojrzec na to zdjecie :D
bu resmi bakmak :D
kuvaa :D
uita-te la aceasta fotografie :D
to fotografiu :D
denna bild :D
poglej to fotografijo :D
pogledaj to slike :D
seen this?? :D

ワームは、以下のインスタントメッセンジャ(IM)を用いて、メッセージを送信します。このメッセージにはリンクが含まれており、リンク先のリモートサイトには、自身のコピーが組み込まれています。

  • Yahoo! Messenger
  • PalTalk Messenger
  • AIM Messenger

バックドア活動

ワームは、以下のいずれかのIRCサーバに接続します。

  • {BLOCKED}am.{BLOCKED}zeri.de

ワームは、以下のいずれかのIRCチャンネルに接続します。

  • #newbin#

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.428.09
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年9月1日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

メモリ上で実行されているプロセスを終了します。

[ 詳細 ]

註:検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。 %Application Data%\msnl.exe

手順 3

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • Windows System Guard = "%Application Data%\msnl.exe"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile\AuthorizedApplications\List
    • %Application Data%\msnl.exe = "%Application Data%\msnl.exe:*:Enabled:Windows System Guard"

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_IRCBOT.MBC」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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