WORM_IRCBOT.JSB
2012年10月8日
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
マルウェアタイプ:
ワーム
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
ワームは、感染コンピュータに接続しているすべてのリムーバブルドライブ内に自身のコピーを作成します。 ワームは、ユーザが感染コンピュータ上のドライブへアクセスすると自身のコピーが自動実行するように、"AUTORUN.INF" を作成します。
詳細
ファイルサイズ 116,417 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年3月16日
インストール
ワームは、以下のファイルを作成します。
- %System Root%\DATA\SYSTEM\Desktop.ini
(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。
- %System Root%\DATA\SYSTEM\Xp.exe
(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
ワームは、以下のプロセスに自身を組み込み、システムのプロセスに常駐します。
- EXPLORER.EXE
自動実行方法
ワームは、作成されたコンポーネントがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Active Setup\Installed Components\{67KLN5J0-4OPM-00WE-AAX5-74KC2A323342}
StubPath = "%System Root%\DATA\SYSTEM\Xp.exe"
感染活動
ワームは、感染コンピュータに接続しているすべてのリムーバブルドライブ内に自身のコピーを作成します。
ワームは、ユーザが感染コンピュータ上のドライブへアクセスすると自身のコピーが自動実行するように、"AUTORUN.INF" を作成します。