解析者: Karl Dominguez   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

トレンドマイクロは、お客様や内部調査よりこのマルウェアに関する検体を多数の入手してきました。このことから、このマルウェアが感染力を高めており、ユーザに対し危険をもたらすといえます。

これは、トレンドマイクロの製品では、他のマルウェアに感染した「WORM_FLASHY.AA」のコピーとして検出されます。この感染は、「WORM_FLASHY.AA」に感染したコンピュータ内で「WORM_FLASHY.AA」がファイル感染型のマルウェアと共に常駐したときに発生します。この場合、「PE_CHIR.B」および「PE_VIRUX.AA」は、「WORM_FLASHY.AA」に感染したコンピュータ内で確認されます。「WORM_FLASHY.AA」および「PE_CHIR.B」、「PE_VIRUX.AA」の活動はすべて感染コンピュータ内で実行されます。

ワームは、リモートサイトから他のマルウェア、グレイウェアまたはスパイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。 ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。 ワームは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 128,757 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年1月31日

侵入方法

ワームは、リモートサイトから他のマルウェア、グレイウェアまたはスパイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

ワームは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、他のマルウェアに感染した「WORM_FLASHY.AA」のコピーとして検出されます。この感染は、「WORM_FLASHY.AA」に感染したコンピュータ内で「WORM_FLASHY.AA」がファイル感染型のマルウェアと共に常駐したときに発生します。この場合、「PE_CHIR.B」および「PE_VIRUX.AA」は、「WORM_FLASHY.AA」に感染したコンピュータ内で確認されます。「WORM_FLASHY.AA」および「PE_CHIR.B」、「PE_VIRUX.AA」の活動はすべて感染コンピュータ内で実行されます。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.850.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年2月20日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.851.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2011年2月21日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「WORM_FLASHY.VRX」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

手順 3

「WORM_FLASHY.VRX」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは Process Explorer に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_FLASHY.VRX」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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