別名:

TrojanDownloader:Win32/Bagle.ACB (Microsoft); Generic Downloader.x!fhn (McAfee); Trojan Horse (Symantec); Trojan-Downloader.Win32.Bagle.dyy (Kaspersky); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Trojan.Generic.3013129 (FSecure)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 842,244 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2011年11月4日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %Program Files%\Messenger\msmsgs.exe

(註:%Program Files%フォルダは、Windows 2000、Server 2003、XP (32ビット)、通常 Vista (32ビット) および 7 (32ビット) の場合、通常 "C:\Program Files"、Windows XP (64ビット)、Vista (64ビット) および 7 (64ビット) の場合、通常 "C:\Program Files (x86)" です。)

ワームは、以下のフォルダを作成します。

  • %User Profile%\Application Data\drivers
  • %User Profile%\downld\

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。)

他のシステム変更

ワームは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Local AppWizard-Generated Applications

hkey_current_user\software\local appwizard-generated applications\
{malware file name}

hkey_current_user\software\local appwizard-generated applications\
{malware file name}\recent file list

hkey_current_user\software\local appwizard-generated applications\
{malware file name}\settings

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\Security Center\Svc

HKEY_CURRENT_USER\Software\bisoft

ワームは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\Security Center\Svc
EnableLUA = "16"

HKEY_CURRENT_USER\Software\bisoft
frstrunn = "1"

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_CURRENT_USER\Software
    • Local AppWizard-Generated Applications
  • In hkey_current_user\software\local appwizard-generated applications
    • {malware file name}
  • In hkey_current_user\software\local appwizard-generated applications\{malware file name}
    • recent file list
  • In hkey_current_user\software\local appwizard-generated applications\{malware file name}
    • settings
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\Security Center
    • Svc
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software
    • bisoft

手順 3

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\Security Center\Svc
    • EnableLUA = "16"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\bisoft
    • frstrunn = "1"

手順 4

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Profile%\Application Data\drivers
  • %User Profile%\downld\

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_BAGLE.SMA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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