WORM_AUTORUN.FKK
Backdoor:Win32/FlyAgent.F (Microsoft); W32/Autorun.worm.ev (McAfee); W32.SillyFDC (Symantec); PAK:PE-Crypt.CF, ARC:Embedded, [script.fly]:Trojan-Downloader.Win32.FlyStudio.kx, PAK:[krnln.fnr]:PE (Kaspersky); Trojan.Win32.Autorun.dm (v) (Sunbelt); Trojan-Dropper:W32/Peed.gen!A (FSecure)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
ワーム
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
ワームは、以下のフォルダを作成します。
- %User Temp%\E_N4
- %System%\372109\
- %System%\499E86\
- %System%\2B4FA4\
- %System%\A9C3FF\
(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。. %System%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\System"、Windows NT および 2000 の場合、"C:\WinNT\System32"、Windows XP および Server 2003 の場合、"C:\Windows\System32" です。)
作成活動
ワームは、以下のファイルを作成します。
- %User Temp%\E_N4\krnln.fnr
- %User Temp%\E_N4\HtmlView.fne
- %User Temp%\E_N4\internet.fne
- %User Temp%\E_N4\eAPI.fne
- %User Temp%\E_N4\shell.fne
- %User Temp%\E_N4\dp1.fne
- %User Temp%\E_N4\cnvpe.fne
- %User Temp%\E_N4\spec.fne
- %System%\372109\C00285.EXE
- %System%\499E86\RegEx.fnr
- %User Startup%\C00285.lnk
- %System%\499E86\cnvpe.fne
- %System%\499E86\dp1.fne
- %System%\499E86\eAPI.fne
- %System%\499E86\HtmlView.fne
- %System%\499E86\internet.fne
- %System%\499E86\krnln.fnr
- %System%\499E86\shell.fne
- %System%\499E86\spec.fne
(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。. %System%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\System"、Windows NT および 2000 の場合、"C:\WinNT\System32"、Windows XP および Server 2003 の場合、"C:\Windows\System32" です。. %User Startup%フォルダは、通常、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup" 、Windows NTの場合、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup"、Windows 2000、XP、Server 2003の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup " です。)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のフォルダを検索し削除します。
- %User Temp%\E_N4
- %System%\372109\
- %System%\499E86\
- %System%\2B4FA4\
- %System%\A9C3FF\
手順 3
以下のファイルを検索し削除します。
- %User Temp%\E_N4\krnln.fnr
- %User Temp%\E_N4\HtmlView.fne
- %User Temp%\E_N4\internet.fne
- %User Temp%\E_N4\eAPI.fne
- %User Temp%\E_N4\shell.fne
- %User Temp%\E_N4\dp1.fne
- %User Temp%\E_N4\cnvpe.fne
- %User Temp%\E_N4\spec.fne
- %System%\372109\C00285.EXE
- %System%\499E86\RegEx.fnr
- %User Startup%\C00285.lnk
- %System%\499E86\cnvpe.fne
- %System%\499E86\dp1.fne
- %System%\499E86\eAPI.fne
- %System%\499E86\HtmlView.fne
- %System%\499E86\internet.fne
- %System%\499E86\krnln.fnr
- %System%\499E86\shell.fne
- %System%\499E86\spec.fne
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_AUTORUN.FKK」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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