WORM_ADWAREAGE.D
Trojan:Win32/Piptea.H (Microsoft); Downloader-BTV (McAfee); Packed.Generic.237 (Symantec); Worm.Win32.AdwareAgent.a (Kaspersky); Trojan.Win32.Piptea.h (v) (Sunbelt); Trojan.Downloader.LoadAdv.ACG (FSecure)
Windows 2000, Windows, XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
ワーム
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ワーム マルウェアは、自身(コンピュータに侵入して最初に自身のコピーを作成した ワーム )を削除します。
詳細
侵入方法
ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
他のシステム変更
ワームは、以下のファイルを削除します。
- %Temp%\scs4.tmp
- %Temp%\scs8.tmp
- %Temp%\scs9.tmp
- %Temp%\scs10.tmp
- %Temp%\scsB.tmp
- %Temp%\scsF.tmp
- %Temp%\scs3.tmp
- %Temp%\scs5.tmp
- %Temp%\scsA.tmp
- %Temp%\scs11.tmp
- %Temp%\scs7.tmp
- %Temp%\scsE.tmp
- %Temp%\scsD.tmp
- %Temp%\scs12.tmp
- %Temp%\scs6.tmp
- %Temp%\scsC.tmp
- %Temp%\scs1.tmp
- %Temp%\scs2.tmp
(註:%Temp%は、<Windows Temporary フォルダ>のことで、標準設定では "C:\WINNT\Temp" または "C:\Windows\Temp" です。)
作成活動
ワームは、以下のファイルを作成します。
- %User Temp%\liwudvja.tmp
(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)
その他
ワームは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/gjftddra.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/pvjsgqqqee.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/rklhvijw.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/agddeesftt.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/ybkllvjww.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/peopcdl.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/fyzmmn.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/dawkxlk
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/dwsttuulzj.php?adv=adv462
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/ohheij.php
- http://{BLOCKED}nelive.com/progs/rbhuiesftq/flmijjkkll.php?{random characters}
- http://{BLOCKED}you.net/progs/rbhuiesftq/flmijjkkll.php?{random characters}
ワーム は、自身(コンピュータに侵入して最初に自身のコピーを作成した ワーム )を削除します。
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_ADWAREAGE.D」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 4
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
- %Temp%\scs4.tmp
- %Temp%\scs8.tmp
- %Temp%\scs9.tmp
- %Temp%\scs10.tmp
- %Temp%\scsB.tmp
- %Temp%\scsF.tmp
- %Temp%\scs3.tmp
- %Temp%\scs5.tmp
- %Temp%\scsA.tmp
- %Temp%\scs11.tmp
- %Temp%\scs7.tmp
- %Temp%\scsE.tmp
- %Temp%\scsD.tmp
- %Temp%\scs12.tmp
- %Temp%\scs6.tmp
- %Temp%\scsC.tmp
- %Temp%\scs1.tmp
- %Temp%\scs2.tmp
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