プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    その他

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

スクリプトとは、通常、他のアプリケーションによって使用されるコードで書かれています。これとは対照的に、コンパイルされたプログラムはそれ自身で実行されますが、プログラムの作成自体は、より複雑です。不正スクリプトファイルの大半は、Visual Basicスクリプト、Javaスクリプト、HTML等を使用して書かれています。マルウェアの作者は、比較的容易に作成することの出来るスクリプトを利用して多くの不正スクリプトファイルを作成しています。

 多くのスクリプトは、特別な翻訳プログラムなどを必要とせずにコンピュータ上で実行されます。またWindowsのOSによっては、Windows Scripting Host(WSH)という、異なったスクリプトタイプを実行できる機能を備えています。またHTMLスクリプトは、通常のコンピュータにインストールされているWebブラウザによりロードされることが可能です。

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

これは、トレンドマイクロ製品では、特定の文字列を含むファイルの検出名です。

  詳細

ファイルサイズ 106 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2010年5月6日

侵入方法

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • VBS_SASAN.A

その他

これは、トレンドマイクロ製品では、以下の文字列を含むファイルの検出名です。

[autorun]
shellexecute=wscript.exe .MS32DLL.dll.vbs

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
VSAPI OPR パターンバージョン 7.151.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年5月6日

手順 1

この「VBS_SASAN.AS」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

  • VBS_SASAN.A

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「VBS_SASAN.AS」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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