TSPY_POSLOGR.K
2014年11月27日
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、感染コンピュータや感染ユーザから特定の情報を収集します。
詳細
ファイルサイズ 17376 bytes
メモリ常駐 はい
発見日 2014年11月27日
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
情報漏えい
スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- Credit card track data scanned in the process memory specified in the configuration file
環境設定ファイルは、以下の情報を含んでいます。
- proc - process to be scanned
- time - interval to rescan the process
- cryp - boolean (1/0) data for stolen information encryption
情報収集
収集した情報は、以下のファイルに保存されます。
- {malware path and file name}\rep.bin
- {malware path and file name}\rep.tmp
その他
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。
- {malware path and file name}\1.ini - configuration file
対応方法
対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.304.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年11月27日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.305.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年11月28日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 - {malware path and file name}\1.ini
- {malware path and file name}\rep.bin
- {malware path and file name}\rep.tmp
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_POSLOGR.K」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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