解析者: Rhena Inocencio   

 別名:

PWS:Win32/Ldpinch.DB (Microsoft), Generic PWS.y!1j3 (McAfee), Win32/Injector.WHT trojan (Nod32), Trojan Horse (Symantec), Troj/Obfuscat-H (Sophos), Generic (Panda), Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    スパイウェア

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 612,917 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2012年9月10日

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、コンピュータに以下のようなFTPクライアントまたはファイルマネジャがインストールされている場合、そこに保存されているアカウント情報を収集します。

  • 32BitFtp
  • BulletProof FTP
  • Classic FTP
  • CoffeeCup FTP
  • Core FTP
  • CuteFTP
  • Dev Zero G FTP
  • FAR Manager FTP
  • FFFTP
  • FTP Commander
  • FTP Explorer
  • FTPCON
  • FTPRush
  • FTPWar
  • FreeFTP/DirectFTP
  • Frigate3 Ftp
  • GlobalSCAPE CuteFTP
  • Ipswitch FTP
  • LEAPFTP
  • MPPFTP
  • SmartFTP
  • SoftX FTP
  • Sota FFFTP
  • TurboFTP

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.384.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年9月10日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.385.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年9月11日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TSPY_LDPINCH.SE」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

「TSPY_LDPINCH.SE」として検出されたファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

手順 5

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TSPY_LDPINCH.SE」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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