解析者: Rhena Inocencio   

 別名:

PWS:Win32/Fareit.gen!E (Microsoft), PWS-Zbot.gen.akq (McAfee), Trojan.Zbot!gen32 (Symantec), Troj/Agent-XMT (Sophos), Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    スパイウェア

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 64,512 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2012年8月17日
ペイロード 情報収集, システムセキュリティへの感染活動, ファイルのダウンロード

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ダウンロード活動

スパイウェアは、以下のWebサイトから自身のコピーの更新版をダウンロードします。

  • http://{BLOCKED}p.{BLOCKED}francevital.fr/1KGy.exe
  • http://{BLOCKED}p.{BLOCKED}lpcconsultants.com/7yxc.exe
  • http://{BLOCKED}sablesinscriptos.com/yWdz6iv.exe

情報収集

スパイウェアは、HTTPポスト を介して、収集した情報を以下のURLに送信します。

  • http://{BLOCKED}4.{BLOCKED}3.97.66:8080/forum/viewtopic.php
  • http://{BLOCKED}4.{BLOCKED}3.97.67:8080/forum/viewtopic.php

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.330.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年8月17日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.331.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年8月18日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「TSPY_FAREIT.PZC」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_FAREIT.PZC」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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