TSPY_BANKER.TYH
TrojanSpy:Win32/Banker.ACF (Microsoft); PWS-Banker!h2y (McAfee); Trojan.Gen.2 (Symantec); PAK:UPX, Trojan-Dropper.Win32.Clons.pvq (Kaspersky); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Rootkit.51715 (FSecure)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %System Root%\briana15b257eff0bdffff95
(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
作成活動
スパイウェアは、以下のファイルを作成します。
- %Application Data%\idsys.txt
- %System Root%\briana15b257eff0bdffff95\64x5735y.cdx
(註:%Application Data%フォルダは、 Windows 2000、XP、Server 2003 の場合 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data" 、 Windows NTの場合 "C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Application Data"、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>\Application Data" です。. %System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- %Application Data%\idsys.txt
- %System Root%\briana15b257eff0bdffff95\64x5735y.cdx
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
- %System Root%\briana15b257eff0bdffff95
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_BANKER.TYH」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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