TSPY_BANKER.MBRO
2016年10月28日
プラットフォーム:
Windows
危険度:
感染確認数:
マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ユーザが監視サイトのいずれかにアクセスすると、スパイウェアは、キー入力操作情報を収集します。 スパイウェアは、特定の銀行および金融機関のWebサイトで利用されるユーザ名やパスワードなどの個人情報を収集します。
スパイウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。
詳細
ファイルサイズ 3,974,140 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2016年10月21日
ペイロード 情報収集
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
スパイウェアは、以下のプロセスにコードを組み込みます。
- Internet Explorer
- Google Chrome
- Firefox
- Aplicativo Bradesco
- Aplicativo Ita
- explorer.exe
情報漏えい
ユーザが監視サイトのいずれかにアクセスすると、スパイウェアは、キー入力操作情報を収集します。
スパイウェアは、以下の銀行もしくは金融機関で利用される個人情報を収集します。
- Banco Bradesco
- Banco Santander Brasil
- Banco do Brasil
- Sicredi
- Caixa
その他
スパイウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。
- http://{BLOCKED}vam.endofinternet.net
- http://www.{BLOCKED}ellosartisticos.com/templates/beez/ze1/notify.php
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 12.862.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2016年10月27日
VSAPI OPR パターンバージョン 12.863.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2016年10月28日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TSPY_BANKER.MBRO」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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