TrojanSpy.Win32.NEGASTEAL.DOCJO
Trojan.Win32.Vebzenpak.dt (Kaspersky); Trojan:Win32/Bluteal!ctv (Microsoft)
Windows
マルウェアタイプ:
スパイウェア/情報窃取型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、ユーザのキー入力操作情報を記録し、情報を収集します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
情報漏えい
スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- User Name
- Computer Name
- OS Name
- OS Version Platform
- OS Version
- Processor Name
- Amount of Physical Memory
- Username and Password from the following applications:
- 360 Browser
- 7Star
- Amigo
- BlackHawk
- Brave Browser
- CentBrowser
- Chedot
- Chrome
- Chromium
- Citrio
- Claws-mail
- CocCoc
- Comodo Dragon
- CoolNovo
- Coowon
- CoreFTP
- CyberFox
- DynDNS
- Edge
- Elements Browser
- Epic Privacy Browser
- Eudora
- Firefox
- FlashFXP
- Flock
- Foxmail
- FTPCommander
- FTPGetter
- FTP Navigator
- IceCat
- IceDragon
- IncrediMail
- Internet Download Manager
- Internet Explorer
- Ipswitch
- Iridium Browser
- jDownloader
- K-Meleon
- Kometa
- Liebao Browser
- Mozilla
- No-IP
- OpenVPN
- Opera Browser
- Opera Mail
- Orbitum
- Outlook
- PaleMoon
- Paltalk
- Pidgin
- Pocomail
- Postbox
- Psi/Psi+
- QIP Surf
- QQ Browser
- RimArts
- Safari
- SeaMonkey
- Sleipnir 6
- SmartFTP
- Sputnik
- SRWare Iron
- The Bat!
- Thunderbird
- Torch Browser
- Trillian
- UC Browser
- uCozMedia
- Uran
- Vitalwerks
- Vivaldi
- WaterFox
- Wi-Fi
- WinSCP
- WS_FTP
- Yandex Browser
スパイウェアは、ユーザのキー入力操作情報を記録し、情報を収集します。
情報収集
スパイウェアは、SMTPを用いて、自身が収集した情報を以下のEメールアドレスに送信します。
- {BLOCKED}i@billionairesqaud.us
その他
スパイウェアは、以下を実行します。
- It logs keystrokes if the name of a running process contains the following strings:
- gmail
- movie
- skype
- porn
- hack
- discord
対応方法
手順 1
トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。
- Troj.Win32.TRX.XXPE50FFF034
手順 2
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
「TrojanSpy.Win32.NEGASTEAL.DOCJO」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
- すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win32.NEGASTEAL.DOCJO」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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