解析者: John Rey Canon   

 別名:

Trojan:Win32/Dridex.BL!MSR (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    スパイウェア/情報窃取型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

スパイウェアは、感染コンピュータから特定の情報を収集します。

スパイウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 157,184 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2020年2月22日

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

情報漏えい

スパイウェアは、感染コンピュータから以下の情報を収集します。

    • OS Version
    • Computer Name
    • User Name
    • Install Date
    • Running Privilege

その他

スパイウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • 91.2{BLOCKED}122:443
  • 107.1{BLOCKED}122:8443
  • 188.1{BLOCKED}84:3886
  • 87.1{BLOCKED}63:3886

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.700.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2020年2月22日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.701.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2020年2月23日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「TrojanSpy.Win32.DRIDEX.TIAOABBP」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win32.DRIDEX.TIAOABBP」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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