TrojanSpy.Win32.DRIDEX.TIAOABBP
2020年2月23日
別名:
Trojan:Win32/Dridex.BL!MSR (MICROSOFT)
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
システムへの影響:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
スパイウェア/情報窃取型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、感染コンピュータから特定の情報を収集します。
スパイウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。
詳細
ファイルサイズ 157,184 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2020年2月22日
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
情報漏えい
スパイウェアは、感染コンピュータから以下の情報を収集します。
- OS Version
- Computer Name
- User Name
- Install Date
- Running Privilege
その他
スパイウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。
- 91.2{BLOCKED}122:443
- 107.1{BLOCKED}122:8443
- 188.1{BLOCKED}84:3886
- 87.1{BLOCKED}63:3886
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.700.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2020年2月22日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.701.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2020年2月23日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「TrojanSpy.Win32.DRIDEX.TIAOABBP」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
[ 詳細 ]
- すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win32.DRIDEX.TIAOABBP」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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