解析者: Nathaniel Gregory Ragasa   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 115,200 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
ペイロード プロセスの強制終了

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

プロセスの終了

マルウェアは、感染コンピュータ上で以下のプロセスが常駐されていることを確認した場合、そのプロセスを終了します。

  • dsa.exe
  • ds_monitor.exe
  • Notifier.exe
  • ds_nuagent.exe
  • coreServiceShell.exe
  • Amsp.exe
  • uiWatchDog.exe
  • uiWinMgr.exe
  • PccNt.exe
  • TmWSCSvc.exe
  • TmCCSF.exe
  • ESEFrameworkHost.exe
  • svcGenericHost.exe
  • TMBMSRV.exe
  • iCRCService.exe
  • tmicAgentSetting.exe
  • OfcService.exe
  • DbServer.exe
  • NTRTScan.exe
  • CNTAoSMgr.exe
  • SRService.exe
  • LWCSService.exe
  • DbServer.exe
  • ofcDdaSvr.exe
  • PccNTMon.exe
  • TmListen.exe
  • iVPAgent.exe
  • TmPfw.exe
  • ESClient.exe
  • TmSSClient.exe
  • TmsaInstance64.exe
  • ESEServiceShell.exe
  • ESEFrameworkHost.exe

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。

  • mhyprot2.sys → Genshin Impact Anti-Cheat Driver

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 17.736.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2022年8月8日
VSAPI OPR パターンバージョン 17.737.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2022年8月9日

手順 1

トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。

    • TROJ.Win32.TRX.XXPE50FFF059

手順 2

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.Win32.KILLAV.WLEBB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください