解析者: Michael Jhon Ofiaza   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    エクスプロイト

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。

マルウェアは、Adobe Flash Playerのゼロデイ脆弱性「CVE-2018-15982」の悪用に関与しています。悪用は、ドライブバイダウンロードによるものでした。

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。

  詳細

ファイルサイズ 4,178 bytes
タイプ SWF
メモリ常駐 なし
発見日 2019年1月21日
ペイロード ファイルの実行

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のファイルが必要になります。

  • {Malware Path}\LOG.dat
  • {Malware Path}\LOGS.dat

マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のファイルが必要になります。

  • {マルウェアのパス}\LOG.dat
  • {マルウェアのパス}\LOGS.dat

マルウェアは、以下を実行します。

  • 以下のファイルを圧縮し、実行します。
    • {マルウェアのパス}\LOG.dat
    • {マルウェアのパス}\LOGS.dat

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 14.764.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年1月21日
VSAPI OPR パターンバージョン 14.765.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年1月22日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJAN.SWF.CVE201815982.AC」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。  CVE-2018-15982


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