解析者: Karen Ivy Titiwa   

 別名:

Trojan.PowerShell.Starter.g(KASPERSKY); PowerShell/Agent.NL trojan(NOD32)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 3,612 bytes
タイプ PS1
メモリ常駐 はい
発見日 2020年8月16日
ペイロード プロセスの強制終了

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

プロセスの終了

マルウェアは、感染コンピュータ上でプロセスが常駐されていることを確認した場合、以下のいずれかの文字列を含むプロセスまたはサービスを終了します。

  • Dell PBA
  • Warsaw Technology
  • OfficeScan
  • Huorong
  • QQPCMgr
  • Client Agent
  • SentinelOne
  • Cybereason
  • Kingsoft Core
  • eScan
  • Acronis Ransomware
  • Huorong
  • QQPCMgr
  • CompLogic
  • Sybereason
  • VIPRE
  • Naver
  • AhnLab
  • G DATA
  • N-able
  • F-Secure
  • K7Real
  • Endpoint
  • Safedog
  • Trend Micro
  • Avira
  • MBAB
  • Microsoft Anti
  • estsoft
  • netflow
  • Bitdefender
  • Norton
  • Kaspersky
  • ESET
  • Panda
  • 360
  • AVG
  • webroot
  • Avast
  • Symantec
  • protection
  • antimalware
  • Windows Defender
  • McAfee
  • V3
  • Traps
  • Panda
  • Sophos

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 16.170.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2020年8月17日
VSAPI OPR パターンバージョン 16.171.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2020年8月18日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

「Trojan.PS1.CRYSIS.AA」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.PS1.CRYSIS.AA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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