解析者: Neljorn Nathaniel Aguas   
 別名:

Backdoor:Linux/Mirai.AY!xp (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 55,408 bytes
タイプ ELF
発見日 2024年3月19日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, コンピュータの再起動

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.8:53
  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.199:1312
  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.63:7777

マルウェアは、以下を実行します。

  • It creates a TCP socket and listens for incoming connections by binding it to the following loopback address:
    • {BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.1:46237
  • It creates and sets the name of its child processes using the following:
    • /bin/sh
  • It deletes itself after spawning its child processes.
  • It checks for the following files related to watchdog to disable its functions if found:
    • /bin/watchdog
    • /dev/FTWDT101_watchdog
    • /dev/FTWDT101/watchdog
    • /dev/watchdog0
    • /etc/default/watchdog
    • /etc/watchdog
  • It restarts the system after all the child processes terminates.

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 19.230.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2024年3月21日
VSAPI OPR パターンバージョン 19.231.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2024年3月22日

手順 1

トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。

     
    • Troj.ELF.TRX.XXELFC1DFF038

手順 2

最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.Linux.MIRAI.E」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか？　アンケートにご協力ください