TROJ_YODDOS.BC
Trojan:Win32/Yoddos.A, Trojan:Win32/Yoddos.A, Trojan:Win32/Yoddos.A, Trojan:Win32/Yoddos.A (Microsoft); [WINHE806.EXE]:BackDoor-DKA, [HE801.EXE]:BackDoor-DKA, [WINHE802.EXE]:BackDoor-DKA, [WINHE805.EXE]:B (McAfee); Trojan.ADH (Symantec); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Gen:Variant.Buzy.4156 (FSecure)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %System Root%\DOCUME~1
- %System Root%\DOCUME~1\ADMINI~1
- %User Profile%\LOCALS~1
- %User Temp%\RarSFX0
(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。. %User Profile% フォルダは、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>"、Windows NTでは、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>"、Windows 2000, XP, Server 2003の場合は、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>" です。. %User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)
他のシステム変更
マルウェアは、以下のファイルを削除します。
- 8.txt
作成活動
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- __tmp_rar_sfx_access_check_41187
- WinHe806.exe
- He801.exe
- ser.vbs
- WinHe802.exe
- WinHe805.exe
- %System%\WinHe805.exe
- %System%\WinHe802.exe
- %System%\WinHe801.exe
- %System%\WinHe806.exe
(註:%System%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\System"、Windows NT および 2000 の場合、"C:\WinNT\System32"、Windows XP および Server 2003 の場合、"C:\Windows\System32" です。)
その他
マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。
- http://www.{BLOCKED}y.com/ad1in.htm
- http://www.{BLOCKED}y.com/ad1in.htm
- http://www.{BLOCKED}y.com/ad1in.htm
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のフォルダを検索し削除します。
- %System Root%\DOCUME~1
- %System Root%\DOCUME~1\ADMINI~1
- %User Profile%\LOCALS~1
- %User Temp%\RarSFX0
手順 3
以下のファイルを検索し削除します。
- __tmp_rar_sfx_access_check_41187
- WinHe806.exe
- He801.exe
- ser.vbs
- WinHe802.exe
- WinHe805.exe
- %System%\WinHe805.exe
- %System%\WinHe802.exe
- %System%\WinHe801.exe
- %System%\WinHe806.exe
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_YODDOS.BC」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。 8.txt
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