別名:

a variant of Win32/TrojanProxy.Agent.NYP (ESET),RDN/Generic Proxy!i (McAfee)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 23,552 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2014年12月10日

侵入方法

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • TROJ_DROPPR.YYNC

インストール

マルウェアは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

  • EIXA9-CNX1SR0-CXRP

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.336.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年12月7日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.337.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年12月8日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「TROJ_PROXY.TORYX」 を作成またはダウンロードする不正なファイルを削除します。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

     
    • TROJ_DROPPR.YYNC

手順 3

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TROJ_PROXY.TORYX」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 4

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 5

「TROJ_PROXY.TORYX」として検出されたファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

手順 6

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_PROXY.TORYX」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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