解析者: Rika Joi Gregorio   

 別名:

Exploit:Win32/Pdfjsc.AEI (Microsoft), JS/Exploit.Pdfka.PUY trojan (Eset), Exploit.PDF-JS.GY (Bitdefender)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

  詳細

ファイルサイズ 36886 bytes
タイプ PDF
メモリ常駐 なし
発見日 2012年11月2日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。

  • http://tildenlawoffice.com/wp-includes/1101.exe
  • http://presentu.info/5.bin

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Temp%\{random1}.{random}
  • %User Temp%\{random2}.{random}

(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

その他

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.508.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年11月5日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.509.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年11月6日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「TROJ_PIDIEF.SMAQ」 が作成またはダウンロードした不正なファイルを削除します。

     
    • %User Temp%\{random1}.{random}
    • %User Temp%\{random2}.{random}

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_PIDIEF.SMAQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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