プラットフォーム:

Windows 98, ME, NT, 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

To get a one-glance comprehensive view of the behavior of this Trojan, refer to the Threat Diagram shown below.



マルウェア]は、リモートサイトから他の不正プログラムにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。



マルウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。



  詳細

ファイルサイズ 116235 bytes
メモリ常駐 はい
発見日 2009年4月16日

侵入方法


マルウェアは、リモートサイトから以下の不正プログラムによりダウンロードされ、コンピュータに侵入します。



    インストール


    マルウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

    • %{All Users Profile}%\Application Data\{random name}\{random name}.exe



    自動実行方法


    マルウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
    Windows\CurrentVersion\Run
    {random name} = "%All Users Profile%\Application Data\{random name}\{random name}.exe"



    他のシステム変更


    マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
    Windows\CurrentVersion\Uninstall\
    SystemSecurity2009
    (Default) =  


      対応方法

    対応検索エンジン: 8.700
    初回 VSAPI パターンバージョン 5.971.00
    初回 VSAPI パターンリリース日 2009年4月16日
    VSAPI OPR パターンバージョン 6.231.00
    VSAPI OPR パターンリリース日 2009年6月27日

    手順 1


    Windows ME および XPユーザは、パソコンから不正プログラムもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。


    手順 2


    Windowsをセーフモードで再起動します。

    [ 詳細 ]


    手順 3


    このレジストリキーを削除します。

    [ 詳細 ]

    警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
    レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
    レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

    • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\
      • SystemSecurity2009


    手順 4


    以下のファイルを検索し削除します。

    [ 詳細 ]
    コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
    • %User Profile%\Start Menu\Programs\System Security\System Security


    手順 5


    コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_FAKEAV.BBM」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。ただし、念のため、隔離されたファイルを削除してください。詳しくは、こちらをご確認下さい。


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