解析者: Karl Dominguez   
 更新者 : Christopher Daniel So

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

これは、トレンドマイクロの製品では、特定の不正活動を実行するファイルの検出名となります。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2010年11月25日

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、「WORM_PROLACO.EK」によって作成された「Win32 Cabinet Self-Extractor(Win32 キャビネット自己展開ツール)」として検出します。

この「Win32 Cabinet Self-Extractor」として検出されるファイルは、「WORM_PROLACO.EK」のコピーおよび、このワームがネットワークドライブ内で検索したEXEファイルまたはMSIファイルを含みます。

マルウェアは、"%User Temp%" 内に、「WORM_PROLACO.EK」のコピーとともに、実行ファイル(拡張子EXE)またはMSI形式のアプリケーション(拡張子MSI)を作成し、実行します。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.650.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年11月25日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「TROJ_DRPLACO.EK」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

手順 3

自動削除手順

Trend Micro Fixtoolを入手して実行してください。リンクをクリックして解凍した上で、指定のFixtoolを最新パターンファイルがある同じフォルダ内で実行してください。このツールの詳細に関しては、同様にクリックして解凍した際に入手できるFixtoolのテキストファイルをご参照ください。

手動削除手順

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_DRPLACO.EK」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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