解析者: Anthony Joe Melgarejo   

 別名:

Exploit:Win32/CVE-2012-0158 (Microsoft), Exp/20120158-A (Sophos), EXP/CVE-2012-0158 (Antivir), Exploit.CVE-2012-0158.Gen (Bitdefender), MSOffice/CVE20120158.fam!exploit (Fortinet)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 2,609,344 bytes
タイプ DOC
メモリ常駐 なし
発見日 2013年6月19日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

作成活動

マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活動をします。この脆弱性が利用されると、マルウェアは不正なファイルを作成します。

その他

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 10.102.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年6月19日
VSAPI OPR パターンバージョン 10.103.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年6月20日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

Windowsの検索機能([スタート] → [検索] → [ファイルとフォルダすべて] を選択)などを使用して、この「TROJ_ARTIEF.PRM」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

    BKDR_INJECT.PRM

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_ARTIEF.PRM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


http://technet.microsoft.com/en-us/security/bulletin/ms12-027


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