プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

このマルウェアは、ユーザがWebサイトを閲覧するとHTMLページに不正なスクリプトを組み込むために、ローカルネットワークのHTTPトラフィックを変更します。

このマルウェアは、上記の活動を実行するためにネットワーク監視アプリケーション "WinPcap" のライブラリを使用します。マルウェアが自身の不正活動を行うには、他のコンポーネントが必要になります。

  詳細

ファイルサイズ 25,476 bytes
メモリ常駐 なし
発見日 2010年8月3日

インストール

このマルウェアは、ユーザがWebサイトを閲覧するとHTMLページに不正なスクリプトを組み込むために、ローカルネットワークのHTTPトラフィックを変更します。

Webサイトへのアクセス

上記スクリプトは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://www.<省略>o.com/images/img.js

ただし、2010年11月8日現在、上記Webサイトはアクセス不能のようです。

その他

このマルウェアは、上記の活動を実行するためにネットワーク監視アプリケーション "WinPcap" のライブラリを使用します。マルウェアが自身の不正活動を行うには、他のコンポーネントが必要になります。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.522.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年10月8日

手順 1

Windows ME および XPユーザは、パソコンから不正プログラムもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_AGENT.AVDL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。ただし、念のため、隔離されたファイルを削除してください。詳しくは、こちらをご確認下さい。


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