解析者: Sabrina Sioting   

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他の不正プログラムにより作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他の不正プログラムもしくはアドウェア等のパッケージと共にコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

  詳細

ファイルサイズ 27,649 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 なし
発見日 2010年10月29日

侵入方法

マルウェアは、他の不正プログラムにより作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、他の不正プログラムもしくはアドウェア等のパッケージと共にコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI OPR パターンバージョン 07.578.11
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年10月29日

手順 1

Windows ME および XPユーザは、パソコンから不正プログラムもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

手順1.: 最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TROJ_AGENT.ATML」で検出しファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順=ここでは、メモリ上で実行されているDLLファイルを確認します。

  1. 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャに表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  2. 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順2.:セーフモードで再起動します。 手順=ここでは、マルウェアのシステム常駐が無効となります。

セーフモードでの再起動

• Windows 98およびME の場合

  1. コンピュータを起動します。
  2. 立ち上がる前に[Ctrl]を押し続けます。
  3. 「スタートアップメニュー」(Startup Menu)が表示されるので、[↓][↑]キーを使って[Safe Mode]を選択し、[Enter]を押します。

• Windows NT(VGA モード)の場合

  1. [スタート]-[設定]-[コントロール パネル]を開きます。
  2. [システム]アイコンをダブルクリックします。
  3. [スタートアップ/シャットダウン]のタブをクリックします。
  4. [オペレーティングシステムの一覧を表示する時間]を10秒に設定し、確認画面が表示されたら[はい]を選択し、画面を終了してください。
  5. コンピュータをシャットダウンし、再起動してください。
  6. 「スタートアップメニュー(Startup Menu)」から[VGAモード]を選択してください。

• Windows 2000 の場合

  1. コンピュータを起動させます。
  2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に[F8]を押します。
  3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、[↓][↑]キーを使って[セーフモード]を選択し、[Enter]を押します。

• Windows XP の場合

  1. コンピュータを起動させます。
  2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に[F8]を押します。
  3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、[↓][↑]キーを使って[セーフモード]を選択し、[Enter]を押します。

• Windows Server 2003 の場合

  1. コンピュータを起動させます。
  2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に[F8]を押します。
  3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、[↓][↑]キーを使って[セーフモード]を選択し、[Enter]を押します。

手順3.:「TROJ_AGENT.ATML」と検出されたファイルを検索し削除します。 手順=ここでは、このマルウェアとして検出されたDLLファイルを検索し削除します。

DLLファイルの検索および削除

  1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
    註:Windowsのバージョンによって異なります。
  2. [ファイル名のすべてまたは一部]に、上記で検出されたファイル名を入力してください。
  3. [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
  4. 検索が終了したら、ファイルを選択し、SHIFT+DELETEを押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。

手順 3

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_AGENT.ATML」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。ただし、念のため、隔離されたファイルを削除してください。詳しくは、こちらをご確認下さい。


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