解析者: RonJay Kristoffer Caragay   

 別名:

Exploit:SWF/Neclu (Microsoft); EXP/SWF.Neclu.B (Avira); Exploit-SWF.f (McAfee); SWF/Exploit.ExKit.D (ESET-NOD32); Exploit.SWF.Agent.js (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

  詳細

ファイルサイズ 8,475 bytes
タイプ SWF
発見日 2015年2月5日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

ダウンロード活動

マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードします。マルウェアがアクセスするWebサイトは、このマルウェアのコンポーネントから取得するパラメータにより決まります。

情報漏えい

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

その他

マルウェアは、以下の脆弱性を利用してゼロデイ攻撃を実行します。

改ざんされたWebサイトを訪れると、Adobe Flashの脆弱性を抱えたバージョンを実装するブラウザは、特別に細工されたAdobe Flashファイルを読み込みます。この脆弱性を利用する Adobe Flashファイルにより、遠隔から感染コンピュータ上で任意のコードを実行することが可能となり、攻撃者はマルウェアを侵入させペイロードを実行することができます。

この脆弱性の影響を受けるAdobe Flash Playerのバージョン:

  • Windows版およびMacintosh版のAdobe Flash Player 16.0.0.287 およびそれ以前バージョン
  • Adobe Flash Player 13.0.0.262 およびそれ以前の13.xのバージョン
  • Linux版のAdobe Flash Player 11.2.202.438とそれ以前のバージョン

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.476.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年2月13日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.477.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年2月14日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「SWF_NECLU.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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