SPYW_INFOAXE
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
自動実行方法
スパイウェアは、以下のレジストリ値を追加し、自身をBrowser Helper Object(BHO)として登録します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Explorer\
Browser Helper Objects\{2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
@ = "infoaxe.com Toolbar"
他のシステム変更
スパイウェアは、以下のレジストリキーを追加します。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690}
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{9204003D-2AE5-497E-999E-465CD5316C3E}
HKEY_CURRENT_USER\Software\Infoaxe
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690}
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{9204003D-2AE5-497E-999E-465CD5316C3E}
スパイウェアは、インストールの過程で、以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Internet Explorer\URLSearchHooks
{717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690} = ""
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「SPYW_INFOAXE」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
手順 4
このレジストリ値を削除します。
警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。
- In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\URLSearchHooks
- {717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690} = ""
- {717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690} = ""
手順 5
このレジストリキーを削除します。
警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。
- In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Browser Helper Objects
- {2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
- {2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
- In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
- {2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
- {2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
- In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
- {717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690}
- {717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690}
- In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
- {9204003D-2AE5-497E-999E-465CD5316C3E}
- {9204003D-2AE5-497E-999E-465CD5316C3E}
- In HKEY_CURRENT_USER\Software
- Infoaxe
- Infoaxe
- In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID
- {2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
- {2F8D500E-4546-45b7-9236-D4FD9850CF1C}
- In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID
- {717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690}
- {717EDDE0-444F-4ff0-B9C9-F60EC423E690}
- In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID
- {9204003D-2AE5-497E-999E-465CD5316C3E}
- {9204003D-2AE5-497E-999E-465CD5316C3E}
手順 6
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「SPYW_INFOAXE」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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