解析者: Lord Alfred Remorin   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 27,648 bytes
タイプ SYS
メモリ常駐 はい
発見日 2012年8月21日

侵入方法

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • BKDR_HIKIT.A

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.338.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年8月22日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.339.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年8月22日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「RTKT_HIKIT.A」を作成またはダウンロードする不正なファイルを削除します。

手順 3

スタートアップディスク、または、回復コンソールを用いて、「RTKT_HIKIT.A」として検出されたファイルを確認し削除します。

[ 詳細 ]

手順 4

以下のレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
    • W7fw
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
    • W7fwMP

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「RTKT_HIKIT.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 6

以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。

  • Network driver


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