解析者: Camille Reyes   

 別名:

Ransom:Win32/Betisrypt.D (MICROSOFT); Gen:Variant.Ransom.BTCWare.35 (BITDEFENDER)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 274,432 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2018年1月23日
ペイロード メッセージボックスの表示

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

  • PAYDAYDAYPAY

他のシステム変更

マルウェアは、インストールの過程で、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
1payday = %Application Data%\payday.hta

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
2baby = %Application Data%\payday.hta

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
3payday = %Application Data%\payday.hta

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
4baby = %Application Data%\payday.hta

その他

マルウェアは、Windowsのコンポーネントを無効/停止/削除するために以下のコマンドを実行します。

  • cmd.exe /c vssadmin.exe Delete Shadows /All /Quiet
  • cmd.exe /c bcdedit.exe /set {default} recoveryenabled No
  • cmd.exe /c bcdedit.exe /set {default} bootstatuspolicy ignoreallfailures

ランサムウェアの不正活動

マルウェアは、以下のディレクトリ内で確認されたファイルを暗号化します。

  • {Drive Letter}:\

マルウェアは、ファイル名に以下の文字列を含むファイルの暗号化はしません。

  • payday.hta
  • ! FILES ENCRYPTED.txt
  • BOOTMGR
  • .wallet
  • wallet
  • {Malware Name}.exe

マルウェアは、ファイルパスに以下の文字列を含むファイルの暗号化はしません。

  • Windows
  • intel
  • nvidia

マルウェアは、暗号化されたファイルのファイル名に以下の拡張子を追加します。

  • [arkana@{BLOCKED}a.io]-id-{Hex Value of Malware PID}.wallet

マルウェアが作成する以下のファイルは、脅迫状です。

  • %Application Data%\payday.hta
  • {Drive Letter}:\! FILES ENCRYPTED.txt

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.934.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2018年1月28日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.935.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2018年1月29日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • 1payday = %Application Data%\payday.hta
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • 2baby = %Application Data%\payday.hta
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • 3payday = %Application Data%\payday.hta
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • 4baby = %Application Data%\payday.hta

手順 5

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %Application Data%\payday.hta
  • {Drive Letter}:\! FILES ENCRYPTED.txt

手順 6

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「RANSOM_BTCWARE.AS」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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