プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    潜在的に迷惑なアプリケーション

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 6,221,552 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2019年10月28日

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

プログラムは、以下のプロセスを追加します。

  • "%User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe" %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe husertype=Admin
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe husertype=Admin

(註:%User Temp%フォルダは、現在ログオンしているユーザの一時フォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

プログラムは、以下のフォルダを作成します。

  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources

(註:%User Temp%フォルダは、現在ログオンしているユーザの一時フォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

他のシステム変更

プログラムは、以下のファイルを削除します。

  • %User Temp%\7zS49B1BF0A

(註:%User Temp%フォルダは、現在ログオンしているユーザの一時フォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

作成活動

プログラムは、以下のファイルを作成します。

  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\BundleConfig.json
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Microsoft.Win32.TaskScheduler.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images\content-bg.png
  • %User Temp%\WhiteSmoke.log
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\InstallingPage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\OfferPage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe.config
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\style.css
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\ExternalResource.XML
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\Config.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images\Header.png
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\OfferPage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\installer.exe
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Carrier.EXE
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\OfferServiceSDK.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\WelcomePage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images\welcome-bg.png
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\FinishPage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\WelcomePage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\H2OSciter.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\InstallingPage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\FinishPage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\2019.06.24_23.15.44.865227_installer_pid=1680.txt
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Newtonsoft.Json.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\DevLib.Services.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\HtmlAgilityPack.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\sciter32.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\DevLib.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\app.ico

(註:%User Temp%フォルダは、現在ログオンしているユーザの一時フォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

その他

プログラムは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://flow.{BLOCKED}ft.com/v1/event-stat?ProductID=IS&Type=StubStart
  • http://flow.{BLOCKED}ft.com/v1/event-stat?{random characters}
  • http://h2oapi.{BLOCKED}e.com

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「PUA.Win32.AdAware.USMANHBAAJ」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\BundleConfig.json
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Microsoft.Win32.TaskScheduler.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images\content-bg.png
  • %User Temp%\WhiteSmoke.log
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\InstallingPage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\OfferPage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe.config
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\style.css
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\ExternalResource.XML
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\Config.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images\Header.png
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\OfferPage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\installer.exe
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Carrier.EXE
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\OfferServiceSDK.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\WelcomePage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images\welcome-bg.png
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\FinishPage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\WelcomePage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\H2OSciter.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\InstallingPage.tis
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\FinishPage.html
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\2019.06.24_23.15.44.865227_installer_pid=1680.txt
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Newtonsoft.Json.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\DevLib.Services.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\HtmlAgilityPack.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\sciter32.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\DevLib.dll
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\GenericSetup.exe
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\app.ico

手順 4

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources\images
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A
  • %User Temp%\7zS49B1BF0A\Resources

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PUA.Win32.AdAware.USMANHBAAJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 6

以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。

  • %User Temp%\7zS49B1BF0A


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