PE_VIRUT.XO-3
Win32/Virut.H (AVG), W32/Virut.G (Fortinet), W32/Virut.AJ (Fprot), RemoteAdmin.Win32.RAdmin.20 (Ikarus), RemoteAdmin.Win32.RAdmin.20 (Kaspersky), Virus:Win32/Virut.L (Microsoft), W32/Virut.gen (McAfee), Win32/Virut.Q (Eset), W32.Virut.U (Symantec), W32/Virutas.gen (Panda),
Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)
マルウェアタイプ:
ファイル感染型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
ウイルスは、標的とするホストファイルの末尾に自身のコードを追記することにより感染活動を実行します。
詳細
インストール
ウイルスは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。
- Vx_4
ファイル感染
ウイルスは、以下の形式のファイルに感染します。
- .EXE
- .SCR
ウイルスは、標的とするホストファイルの末尾に自身のコードを追記することにより感染活動を実行します。
ウイルスは、ファイル名に以下の文字列を含むファイルには感染しません。
- WINC
- WCUN
- WC32
- PSTO
バックドア活動
ウイルスは、以下のいずれかのIRCサーバに接続します。
- proxim.{BLOCKED}axy.pl
その他
ウイルスは、自身のコード内に以下の文字列を含みます。
- O noon of life! O time to celebrate!
- O summer garden!
- Relentlessly happy and expectant, standing: -
- Watching all day and night, for friends I wait:
- Where are you, friends?
- Come! It is time! It's late!
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「PE_VIRUT.XO-3」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
- すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PE_VIRUT.XO-3」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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