解析者: Karl Dominguez   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

これは、TDSS亜種が自身の不正活動のために変更したシステムファイル(拡張子SYS)です。変更されたコードによって、コンピュータ起動時にTDSS亜種が実行され、実行中プロセスにそのコンポーネントファイルが組み込まれます。また、マルウェアは、ルートキット機能を備えており、自身のプロセスやファイルを隠ぺいします。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ SYS
メモリ常駐 はい
発見日 2010年7月23日

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、TDSS亜種によって変更されたシステムファイル(拡張子SYS)として検出されます。TDSS亜種は、自身の不正活動のためにこのシステムファイルを変更します。変更されたコードによって、コンピュータ起動時にTDSS亜種が実行され、実行中プロセスにそのコンポーネントファイルが組み込まれます。また、マルウェアは、ルートキット機能を備えており、自身のプロセスやファイルを隠ぺいします。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 7.988.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年4月19日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.989.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2011年4月20日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_TDSS.A」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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