別名:

Virus:Win32/Frayemet.D (Microsoft); Generic Malware.cq (McAfee); W32.Induc.B (Symantec); Virus.Win32.Induc.lg (Kaspersky); Virus.Win32.Induc.c (v) (Sunbelt); Trojan.Generic.6897867 (FSecure)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 1,174,099 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2012年4月23日

侵入方法

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ウイルスは、以下のフォルダを作成します。

  • %User Profile%\Application Data\APMV

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>"、Windows NTでは、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>"、Windows 2000, XP, Server 2003の場合は、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>" です。)

他のシステム変更

ウイルスは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CLASSES_ROOT
ShockwaveFlash.ShockwaveFlash\shell\open\command = "%System Root%\~.exe %1"

HKEY_CLASSES_ROOT
ShockwaveFlash.ShockwaveFlash\DefaultIcon = "%System Root%\~.exe,1"

HKEY_CLASSES_ROOT
.swf = "ShockwaveFlash.ShockwaveFlash"

HKEY_CLASSES_ROOT
.spl = "ShockwaveFlash.ShockwaveFlash"

作成活動

ウイルスは、以下のファイルを作成します。

  • %User Profile%\APMV\APMV.exe
  • %User Startup%\APMV.lnk
  • ~.exe
  • ~.lnk

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>"、Windows NTでは、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>"、Windows 2000, XP, Server 2003の場合は、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>" です。. %User Startup%フォルダは、通常、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup" 、Windows NTの場合、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup"、Windows 2000、XP、Server 2003の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup " です。)

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_CLASSES_ROOT
    • ShockwaveFlash.ShockwaveFlash\shell\open\command = "%System Root%\~.exe %1"
  • In HKEY_CLASSES_ROOT
    • ShockwaveFlash.ShockwaveFlash\DefaultIcon = "%System Root%\~.exe,1"
  • In HKEY_CLASSES_ROOT
    • .swf = "ShockwaveFlash.ShockwaveFlash"
  • In HKEY_CLASSES_ROOT
    • .spl = "ShockwaveFlash.ShockwaveFlash"

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Profile%\APMV\APMV.exe
  • %User Startup%\APMV.lnk
  • ~.exe
  • ~.lnk

手順 4

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
註:このフォルダは、隠しフォルダとして設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Profile%\Application Data\APMV

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_INDUC.BU」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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