PE_EXPIRO.RAQ
Virus:Win32/Expiro.DL (Microsoft); W32.Xpiro.F(Symantec); W32/Expiro.NT!tr(Fortinet); Virus.Win32.Expiro.nt(Kaspersky)
Windows
マルウェアタイプ:
ファイル感染型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
ウイルスは、対象とするファイルの末尾に自身のコードを追加して感染活動を行います。 ウイルスは、上記ファイルにコードを挿入し、特定のファイル形式に感染します。
ウイルスは、Internet Explorer(IE)のゾーン設定を変更します。
詳細
侵入方法
ウイルスは、以下の方法でコンピュータに侵入します。
- may arrive in the system when infected files are executed
- may be downloaded unknowingly when visiting malicious websites
インストール
ウイルスは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。
- kkq-vx_mtx1
- kkq-vx_mtx35
- gazavat-svc
ファイル感染
ウイルスは、対象とするファイルの末尾に自身のコードを追加して感染活動を行います。
ウイルスは、上記のファイルにコードを挿入し、以下の拡張子を持つファイルに感染します。
- .EXE
Webブラウザのホームページおよび検索ページの変更
ウイルスは、IEのゾーン設定を変更します。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_EXPIRO.RAQ」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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