OSX_PINTSIZED.ENV

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy（要注意）に分類しました。

マルウェアは、2012年1月に確認されたJavaに存在するゼロデイ脆弱性を利用する攻撃に関連しています。このマルウェアにより、不正リモートユーザが感染コンピュータ上でコマンドを実行することができるようになり、コンピュータのセキュリティが危険にさらされます。

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

• {BLOCKED}pl.com

その他

マルウェアは、Reverse Shellを開き、不正リモートユーザからのコマンドを待機します。

マルウェアは、改変されたバージョンであるSSHデーモンで、ネットワークトラフィックを暗号化するために利用され、容易に検出されるのを防ぎます。マルウェアは、RSAの秘密鍵を用いてリモートサーバのトラフィックを暗号化します。またこのバージョンは、コマンドの履歴が保存されないようにも改変されています。