JS_UTOTI.MF
2012年10月8日
プラットフォーム:
Windows 98, ME, NT, 2000, XP, Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
詳細
ファイルサイズ 786,648 bytes
タイプ PDF
メモリ常駐 なし
発見日 2010年7月21日
その他
このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。
- This specially crafted PDF file contains an ebedded JavaScript that takes advantage of a vulnerability in Adobe Acribat and Reader to execute an arbitrary code on the affefcted system. It check the version of the said application to identify the vulnerability to be exploited.
- If the version 6.0, it takes advantage of the vulnerability in Collab.CollectEmailInfo method of Adobe Acrobat and Reader.
- Otherwise, if the version is 8.0, it takes advantage of the vulnerability in Collab.getIcon method of Adobe Acrobat and Reader.
セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2007-5659
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2009-0927
対応方法
対応検索エンジン: 8.900
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_UTOTI.MF」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 3
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb08-13.html
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-04.html
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