JS_GAUSS.A
TrojanSpy:JS/Gauss.plugin!A (Microsoft), Trojan-Spy.Win32.Gauss.script (Kaspersky), W32.Gauss (Norton), PWS-Gauss (NAI), W32/Gauss-A (Sophos), Trojan.Win32.Gauss.script (v) (Sunbelt), Trojan.Spy.Gauss.Plugin.A (Bitdefender), W32/Gauss.A (Fortinet), Trojan-Spy.JS.Gauss (Ikarus)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
スパイウェアは、フォルダを作成し、このフォルダ内に自身のファイルを作成します。
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。 スパイウェアは、自身を特定のアプリケーションのプラグイン／アドオン／拡張機能として装います。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
- TSPY_GAUSS.A
インストール
スパイウェアは、フォルダを作成し、このフォルダ内に自身のファイルを作成します。
スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %Application Data%\Mozilla\Firefox\Profiles\{a288cad4-7b24-43f8-9f4d-8e156305a8bc}
(註：%Application Data%フォルダは、 Windows 2000、XP、Server 2003 の場合 "C:\Documents and Settings\＜ユーザ名＞\Local Settings\Application Data" 、 Windows NTの場合 "C:\WINNT\Profiles\＜ユーザ名＞\Application Data"、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\＜ユーザ名＞\Application Data" です。)
情報漏えい
スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- Browsing history
- Passwords
- Cookies
その他
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
スパイウェアは、自身を特定のアプリケーションのプラグイン／アドオン／拡張機能として装います。
- Mozilla Firefox
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
- {a288cad4-7b24-43f8-9f4d-8e156305a8bc}
手順 4
最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_GAUSS.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
ご利用はいかがでしたか？ アンケートにご協力ください