解析者: Michael Cabel   
 更新者 : Christopher Daniel So

 別名:

Exploit:JS/CVE-2010-0886 (Microsoft), Exploit-CVE2010-0886 (McAfee), Exploit.Java.CVE-2010-0886.a (Kaspersky), JS/Exploit.JavaDepKit.A trojan (Nod32), Troj/ExpJS-W (Sophos), Exploit.Java.CVE_2010_0886.A (ClamAV), Trojan.HTML.JavaEx (Sunbelt)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ JS
メモリ常駐 なし
発見日 2011年1月20日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正なファイルをダウンロードして実行します。

  • http://{random Web site}:8080/{BLOCKED}e.php?id=9&pid=1&1=1

この脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、他の不正なファイルをダウンロードします。

  • http://{random IP address}/public/001.jar

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

その他

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

その他

以下の脆弱性を利用して感染活動を行います。セキュリティ対策の面からも以下の情報をご参照ください。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI パターンファイル: 7.792.09
VSAPI パターンリリース日: 2011年1月25日
VSAPI パターンリリース日: 1/25/2011 12:00:00 AM
初回 VSAPI パターンバージョン 7.780.10
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年1月20日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_EXPLOIT.SMJM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 Oracle Critical Patch Updates and Security Alerts


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