JS_EXPLOIT.SMJM
Exploit:JS/CVE-2010-0886 (Microsoft), Exploit-CVE2010-0886 (McAfee), Exploit.Java.CVE-2010-0886.a (Kaspersky), JS/Exploit.JavaDepKit.A trojan (Nod32), Troj/ExpJS-W (Sophos), Exploit.Java.CVE_2010_0886.A (ClamAV), Trojan.HTML.JavaEx (Sunbelt)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ダウンロード活動
マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正なファイルをダウンロードして実行します。
- http://{random Web site}:8080/{BLOCKED}e.php?id=9&pid=1&1=1
この脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、他の不正なファイルをダウンロードします。
- http://{random IP address}/public/001.jar
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
その他
セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。
その他
以下の脆弱性を利用して感染活動を行います。セキュリティ対策の面からも以下の情報をご参照ください。
- CVE-2010-0886(英語情報のみ)
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_EXPLOIT.SMJM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 3
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 Oracle Critical Patch Updates and Security Alerts
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