解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

脆弱性が利用されると、マルウェアは、特定の不正活動を実行します。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ Java Class
発見日 2012年5月23日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

作成活動

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活動をします。これにより、不正ファイルがダウンロードされます。

  • Java Runtime Environment

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

情報漏えい

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

その他

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下の不正活動を実行します。

  • マルウェアは、自身が組み込まれたWebサイトからエンコードされた不正なファイルをダウンロードします。マルウェアは、ダウンロードされたファイルを複合し、以下として保存します。
  • %User Temp%\<ランダムなファイル名>.exe

マルウェアが組み込まれているURLは、自身のコードからは特定されません。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.148.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年5月28日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.149.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年5月29日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOIT.ES」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。

日本語情報はこちら。


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