解析者: Adrian Cofreros   

 別名:

Exploit:Java/CVE-2012-0507(Microsoft)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

このマルウェアは、ファイルの作成またはダウンロードに利用される「Blackhole Exploit Kit」のコンポーネントです。

マルウェアが不正活動を実行するためには、他のコンポーネントが必要になります。

脆弱性を利用した攻撃が成功すると、このマルウェアは、特定のURLに接続して他の不正なファイルをダウンロードする可能性があります。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。 マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ Java Class
メモリ常駐 はい
発見日 2014年9月29日
ペイロード ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。

  • CVE-2012-0507

マルウェアは、不正なJAVAアーカイブファイル(拡張子.JAR)のclassコンポーネントです。マルウェアは、特定のURLから他の不正なファイルをダウンロードし実行する機能を備えています。

マルウェアは、以下のファイルを必要とします。

  • avs.class

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.180.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年9月29日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.181.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年9月30日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_AGENT.GAAIQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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