解析者: Jennifer Gumban   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    その他

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ソフトウェア内の未公開の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェアは、感染したコンピュータ上でファイルをダウンロードすることが可能となります。

  詳細

ファイルサイズ 4,839 bytes
タイプ Script, HTML, HTM
発見日 2015年6月9日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %Application Data%\EDWEDRFEDDF-3.exe

(註:%Application Data%フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming" です。.)

その他

マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://{BLOCKED}hjrlsuhgfrslihkj.co.vu/SDDS2/d.php?d=EDWEDRFEDDF-3.exe

マルウェアは、ソフトウェア内の未公開の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェアは、感染したコンピュータ上でファイルをダウンロードすることが可能となります。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.750
初回 VSAPI パターンバージョン 11.720.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年6月9日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.721.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年6月10日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • %Application Data%\EDWEDRFEDDF-3.exe

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HTML_EXPLOIT.MJTD」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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