解析者: Roland Marco Dela Paz   

 別名:

Mcafee: Exploit-DcomRpc.gen; Kaspersky: Exploit.Win32.DCom.w

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

プログラムは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。

  詳細

ファイルサイズ 44,032 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年4月29日
ペイロード ネットワークセキュリティへの感染活動

侵入方法

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

その他

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

プログラムは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。

  • MS03-039

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
SSAPI パターンバージョン: 1.175.00
SSAPI パターンリリース日: 2011年5月5日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_RPCDCOM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください