解析者: Christopher Daniel So   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

プログラムは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。 プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 94,208 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年8月31日

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、サーバとしての役割を果たすハッキングツールの検出名です。プログラムは、自身のコマンドラインパラメータに定められたポートを経由して不正リモートユーザからのコマンドを受信します。プログラムは、非表示でコマンドプロンプトを起動し、受信したコマンドを実行します。コマンドの実行結果は、以下のファイルに保存されます。

  • C:\101.txt

上記のファイルは、暗号化され、暗号化されたファイルは、以下として保存されます。

  • C:\102.txt

このファイル "C:\102.txt" の内容は、不正リモートユーザに送信されます。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
SSAPI パターンバージョン: 1.212.04
SSAPI パターンリリース日: 2011年9月1日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「HKTL_PORTSERV」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは Process Explorer に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • C:\101.txt
  • C:\102.txt

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_PORTSERV」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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